スマホアプリや格安無料SIMが台頭する現代、通話アプリは世間に多く普及するようになりました。
スマホで試しにアプリストアを検索してみても、非常に多くの種類があります。
「正直、どれがいいのかわからない!」
って困ってしまう方もいるかもしれませんし、私も実際そうでした。
通話アプリには番号の付与されるものされないもの、完全にアプリ同士での通話に制限されたりなど特徴はさまざま。
正直「どのアプリにどんな特徴があって、どれだけ使えるのか?」というのが分かりにくいですよね。
今回はそんな無料通話アプリのランキングをシンプルに、
- 完全無料で
- 通信も安定していて
- かつ利便性もある
といったものを中心に、オススメを紹介して行こうと思います。
当サイトでメインのコンテンツとして扱っているZOOMの通話アプリも非常に便利なので、それぞれのランキングを紹介する中でZOOMの魅力についても最後に発表していきますね。
無料通話アプリはデメリットを考慮した上でつかう!
完全無料の通話アプリを使う場合、無料であるだけの理由があります。
通話アプリといえどもいくつかの種類があり、番号の付加されるIP電話から、専用のアカウントを使って通話をするようなものまで様々。
通話アプリには、大きく分けると2つの種類があります。
- 一つは「番号が付与される、050から始まる番号のもの(IP電話)」
- もう一つには「アプリ間でのみ通話できる、番号のないもの」
この二つが主であり、無料の通話を実現したいのであれば後者の「アプリ間でのみ通話できるもの」一択です(通信量はかかりますが……。)
今回紹介するものは、複雑な料金体系などは考えなくて済む「アプリ間でのみ通話できる、固有の電話番号のないもの」に絞って紹介をしていきますね。
また、前もって無料通話アプリの弱点・デメリットは知った上で利用するようにしましょう。
無料通話アプリのデメリットは以下のとおりです。
- (基本的には)自分の専用番号が存在しない
- お互いに同じアプリを使わないといけない
- 緊急電話には発信できない
詳細を一通り紹介しておきます。
デメリットその1.自分の電話番号が存在しない
自分の電話番号がありません。
普通の携帯電話のように090とか080で始まる番号がないのです。
なので基本的に固定電話からこちらに発信することはできませんし、固定電話に発信することもできません(一部アプリ除く)。
そのため、「ここに連絡してね!」と番号を用意することができない点はデメリットと言えるでしょう。
デメリットその2.お互いに同じアプリを使わないといけない
こちらも、通常の電話とは異なる特徴的なポイントですね。
当たり前ですがお互いに同じアプリを使わなければいけないので、両者の間で事前登録を済まさなければいけません。
また、基本的には両者でアカウントの登録や準備もしなければなりません。
アプリの仕様によっては「電話番号認証」を使って相手のアカウントを登録しなければならないので、一部の格安SIMなどでは全ての機能を満足に利用できないというデメリットあります。
デメリットその3.緊急電話には発信できない
110番、119番など、公的機関への電話は不可能です。
これはもともと通信方式が違うという、根本的なシステムが電話と違うという理由があります。
そのため無料通話アプリを使うにしても、電話を使える番号付のSIMが個人的にはおすすめです(緊急通報の用途で使うことを想定していない場合はこの限りではありません)。
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おすすめ無料通話アプリランキングを5位から紹介!
一通り無料通話アプリで先に告知しておきたいデメリットを説明したところで、無料通話アプリのそれぞれの特徴をランキング形式で紹介していきます!
5位. LINE(ライン)
通話の安定性 | ✕ |
通信量 | ○ |
グループ通話 | ○ |
チャット機能 | ◎ |
バッテリー消費 | ○ |
ビデオ通話 | ○ |
定番の無料通話アプリ、LINEです!
ですがややシステム面で難ありというか、若干時代に合わなくなってきたので5位とさせていただきました。
Wifiがあれば基本的に通話の音質は安定している、ビデオ通話にも対応しているなど、とても便利に活用ができる、スマホユーザーの認知度が非常に高い定番のアプリとして今まで注目されてきました。
ところが、Wifiであっても通話環境がまったく安定しないこともあります(もちろん相手側の環境が悪ければ、電話は切れやすくなります)。
他の特殊な機能としてはチャットのやり取りがしやすいこと、ユニークなスタンプ機能があるなどのメリットがありますが、無料通話だけを楽しみたいのであれば蛇足な機能とも……。
既読がつく点も個人的にはマイナスです(LINEさん、ごめんなさい!)。
最近では格安SIMが台頭してきましたが、相手のIDを検索するにも年齢認証を行う必要があり、SIMのプランによっては認証ができないところもマイナスポイントです。
とはいえログインの手間がないのは非常に便利ですし、個人でも@LINEなどを使って簡単に、かつお手軽に情報発信ができるようになった点は非常に魅力といえるでしょう。
4位. Skype(スカイプ)
通話の安定性 | △ |
通信量 | ✕ |
グループ通話 | △ |
連続通話時間 | 無制限 |
バッテリー消費 | ✕ |
ビデオ通話 | ○ |
無料通話アプリとしてはLINEよりも歴史がありますね。
パソコンではチャット、通話ともに便利なアイテムとして長年重宝されています。
LINEの方が浸透してしまった理由としては、タイムライン機能やスタンプ、チャットの利便性の他に、ログインの必要がある点などが劣ってしまったからでしょう。
通話目的のみでの使用であれば問題ありませんが、チャットが通知OFFだとすぐに気づきづらいです。
また、大規模なメンテナンスがあって接続できない場合もたびたびあり、ログインできない不具合も年に数回あります(無料なので仕方ないのですが)。
ほかにも通信量が膨大なので、Wifi推奨であることはネックでしょうね。
通信は比較的安定していて、Wifiであれば通話もビデオ通話も比較的安定しています。
一方、グループ通話では人数が増えるほど不安定になります。
アカウント登録は必須ですが、パソコンとスマホ間でも通話ができる点は非常に便利だと思いますね。
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3位. Discord(ディスコード)
通話の安定性 | △ |
通信量 | ○ |
グループ通話 | ○ |
チャット機能 | ○ |
バッテリー消費 | ○ |
ビデオ通話 | ○ |
Discord(ディスコード)はゲーマーやグループにおすすめの無料通話アプリで、ゲームをしながらボイスチャットができる、画面の共有もしやすいなどのメリットがあります。
グループでサーバーを立てる、チャット機能も充実しているというメリットがあり、一方で全くの初心者にとっては理解しにくい表現も多く、操作に悩んでしまうかもしれません。
また通信状態は非常に安定しているとまでは言い難く、音声が途切れたりしばらく接続ができなくなるというトラブルも見かけます。
とはいえアプリ自体は非常に軽い、スマホとパソコンどちらからも利用できる、画面共有がしやすいなどゲーマーにとってのメリットが多く、おすすめの無料通話アプリです!
2位. Viber
通話の安定性 | ◯ |
通信量 | ◯ |
グループ通話 | ◯ |
チャット機能 | ◯ |
バッテリー消費 | ◯ |
ビデオ通話 | ◯ |
Viber(RakutenViber)は楽天グループの無料通話アプリで、元々海外ではLINEより人気が高く、現在もシェア数を伸ばしています。
LINEと同じような使い方ができる、有料サービスにはなるものの固定電話など普通の電話にも格安で通話ができる、送金ができる(機種によっては不可)など多くのメリットがあります。
チャットも他の無料通話アプリと同じようにできる、更には手書きの文字や絵も送信・保存ができるという特徴があり、充実した機能が特徴です。
楽天ポイントがもらえるなど楽天を利用している方であれば更にメリットが増えるので、ぜひViberも検討してみてください!
1位. ZOOM(ズーム)
通話の安定性 | ◎ |
通信量 | ◎ |
グループ通話 | △(有料会員でなければ40分おきに切断) |
チャット機能 | △ |
バッテリー消費 | ○ |
ビデオ通話 | ○ |
こういうサイトなので出来レース的に1位になってしまっている感があるものの、ZOOMは本当におすすめです(すみません!!)。
というのも無料通話アプリの必須項目、
- 完全無料で
- 通信も安定していて
- かつ利便性もある
という機能を一通りクリアできていて、通話の品質も非常に安定しているからです。
対抗馬としてはパソコンでも専用アプリのあるスカイプがあるものの、通話やビデオ音声をしてもデータを多く食わないのがZOOMの特徴です。
通信量が低いということは、通信が安定しやすいという事ですからね。
おまけに通信量が少ないので、Wifiでなくても通信が安定する、4Gであってもそこまで通信の費用がかからない点も魅力です。
ただ、問題になるのがログインや会員登録ですね。
以前と違い日本語で登録ができるので随分分かりやすくはなったので、「英語は苦手だから」と避けている場合は一度公式サイトをチェックすると安心できるかもしれません。
とはいえチャットも通話中しか使うことができず、LINEのようにログを見ることは通話中のみしかできません(会話の履歴は操作すれば保存することができます)。
メリットとして、ホスト側(電話をかける側)はログインが必要なものの、電話を受ける側はアカウントの登録が必要なく、アプリを用意しておくだけでOKです。
デメリットとしては、3人以上のグループ通話には無料版だと40分の制限があります。
とはいえ一旦切れたとしても再び電話をかけ直せばOKなので、そこをネックだと感じなければ非常に便利でしょう。
年齢認証などもなく、通話もビデオ通話も非常に安定しています。
パソコンやタブレット、スマホなど機種を問わずサクサク操作できるため、使い方さえマスターすれば無料でめちゃめちゃ使える無料通話アプリとしてかなり便利です。
通話していない間のチャットはできないので、LINEなどのようにログを保存する事ができないという特徴は把握しておきましょう。
まとめ
無料の通話アプリについて紹介いたしました!
無料で、かつ通話も安定しているものとなれば、大きくは5つほどのアプリに分けられるかなと思います。
それぞれ一長一短あるものの、使っていれば慣れるもの。
かつてLINEが出てきたときも最初から使いこなせた方はいないと思いますし、ぜひ積極的に便利で新しいものを取り入れていきましょう!
最後はZOOMをおすすめする形で紹介してしまいましたが、本当におすすめなのでぜひ無料通話を楽しむツールとして活用してみてくださいね!
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